東北へ -3日目-
11月2日
この日は8時半頃出発
95441kmから出発。
福島第一原子力発電所に寄れるだけ寄ってみたかったので国道6号を南下して浪江町方面へ。
南相馬を抜けて浪江町に入ると・・・・う~ん
津波が被った水田は流された車がそのまま
町は廃墟になってて、国道から入る脇道は全て閉鎖されてて・・・・う~ん、言葉が出てきません。
これ以上走るのはう~んと思いながら、これ以上は許可がないと入れないとこの
ちょと手前まで来てと。
興味本位で来るとこではないと感じながらUターン。
しーんと静まり返った町の中、赤信号で止まっていることに疑問を感じるほとの静けさに、ここは時が止まったままだということだけは実感し北上。
あれこれ逡巡しながら浪江町をあとにし、どんどん北上。
ここまでで100km近く走ってるので結構いい時間。
そのまま国道6号を北上し宮城県に入り、仙台を横目に見ながら松島へ。
常磐道の春日PAで牛タン定食。けっこうおいしかったよん
あまり時間なかったけど奥松島に入ってみました。
道路沿いを護岸工事してました。
ここも爪痕ひどかったんでしょうね。
めちゃきれいな海でした。
再び北上し、航空自衛隊の松島基地を横目でちらり。
南三陸町の防災庁舎。たくさんの人が手を合わせてました。
言葉もないですね。
全てが流されてしまって元々何があったか想像すらできない状況。
できることと言えば・・・お土産しっかり買いますか。
いろいろ買って実家に送ったりして買い物楽しみました。
ほんとはこのままもっと北上して釜石あたりまで行ってから泊るつもりだったので、今夜は岩手の北上にビジネスホテル予約してます。
ここから100kmくらい。
元気よく走って7時過ぎに宿に到着。
さっそく北上駅前を散策して焼き鳥屋さんへ。
親子丼でしめちゃったw
本日の走行距離は373kmでした。
続く
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コメント
浪江町は鉄腕ダッシュのダッシュ村があるところですね。
住んでた人達は帰りたいだろうなと思います。
防災庁舎は職員さんが、逃げずに最後まで地域住民に避難を呼びかけ、
ご自分たちは亡くなられたのですよね。
放送していたのは若い女性でしたが、責任者も最後まで残られて亡くなった
と、記憶しております。
亡くなられた事は残念ですが、この責任感の強さを見習ってほしいなと
思う人が世の中に多々…
被災地に行く事を揶揄する人も居ますが、その土地でお金を使う事が
その土地の人達にとって、一番励みになるとも聞きます。
私も出来れば募金なんかだけじゃなく、直接行ってみたいと思うのですが、
時間と距離の問題でなかなか行けません。
投稿: 南雲 鉄雄 | 2013年11月13日 (水曜日) 09時10分
この穏やかな海がまさかあんな牙をむくなんて誰も想像出来なかったよね?
ここから生活の糧を得ていた漁業者さんたちが、今どんな想いで
その後の暮らしを紡いでいるのかと思うとただただ胸が痛くなる。
先日、津波で行方不明になった我が子を探す男性の姿を追った番組を見ててね、
奥さんも同じように津波に飲みこまれてしまい、遺された女の子と二人暮らしをされているって。
自然の力に較べて人間の力ってなんて小さいんやろね。
抗えない大きな力の存在なんて、今までそんなに考えたこともなかったよ。
失われたたくさんの命の中にもし自分の家族がいたらと考える時、
私は自分が海が好きなのかどうかもよくわからなくなる。
投稿: やあ | 2013年11月13日 (水曜日) 19時34分
南雲くん>
自分に同じことができるかと問われれば・・・ですね。
自分の目で見ておきたいのと、小銭落とせればと思って行ったんだけど行って良かったと思います。
何が変わるというわけではないけど、見方は少し変わったと思います。
責任ある生き方したいね!
投稿: かっちゃん@かんりにん | 2013年11月16日 (土曜日) 02時03分
やあ>
ほんと驚くほど穏やかな海だったよ。
あがなえず、最後は受け入れるのが自然であり海なのかもね。
投稿: かっちゃん@かんりにん | 2013年11月16日 (土曜日) 02時32分